細村Dr.NGO活動報告(H20.6.9〜13)

ミャンマー、サイクロン、NGO活動




(写真:AMDA提供)

サイクロンの名はナーギス、地元の村人によると'ヘビ'を意味する 。デルタ地帯を直撃したナーギスは、死者・行方不明者13万人以上、 被災者は160万人から240万人と推定されている。いくつかの外国政府医療チーム が活動をしていたが、我々の活動は、国際NGO医療チームとして初の被災地での活動となる。 小型の木造船に乗り込み、スコールに打たれながら、デルタ地帯の細い水路を村の奥まで入 り込む。ココ椰子(ヤシ)の2mくらいの高さのところに、たくさんの雑草が絡みついている。 高潮の被害だ。茂みの中に船をつけ、上陸すると村は割りと大きく、人口約600人 という。事情を話すと、診療所がすぐに設置され、村人みずから会場をセッティングし、 日本人だけでなく、現地スタッフ、政府関係者が入り混じり診療が始まる。規制、規制と 思っていたが、事前情報と全然違うじゃないか。少しのことでは病院に行かないため、 数年ぶりにドクターに会う人達も多い。災害の話になると、ほとんどの人々が、家族を、 家を、財産を一夜にして失っている。しかし、みな復興にかけている。暑く、湿度ほぼ 100%のミャンマーのデルタ地帯での医療活動は困難を極める。 しかし、「私達は、決してあなた達を見捨てません。」

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